園長コラム / えんちょうこらむ

  • 2018.04.10 祝!ご入園・ご進級

    春の陽光もまぶしく、木々もすっかり芽吹き、新緑の葉が茂る季節となりました。

    ご入園ご進級改めてお祝い申し上げます。誠におめでとうございます。

     

    子どもの成長は年齢別の発達段階があり、2歳ごろからだんだんおしゃべりが出来るようになってくると、親の方も「話せばわかる」という思いから、言葉掛けがつい多くなりがちです。しかし子どもはまだ自分の思いを上手に言葉で表現することは出来ませんから、気持ちを伝えられないイライラが、大声で泣く、逆に黙り込むという姿になる事もあります。赤ちゃんの時は、泣き声表情など言葉以外の様々なサインで子どもの気持ちを察する関わりが出来たのに、言葉のやり取りに頼りすぎると、子どもの本当の気持ちと向き合えなくなってしまう事があります。

    自我も個性もしっかり出て、自分でできることも増え、友達との交流も盛んになって、色々なことに心を動かし様々な感情を味わう時期なのです。根気よく子どもの気持ちに向き合いましょう。優しく声をかけ、抱き留めたり、一緒に遊んだり、心ゆくまで関わることで、子どもは自分のどんな感情も受け入れてもらえた安心感で、自立への道を自然に自分の力で歩み始めます。

     体力も付き、言葉も沢山話せるようになってくると、一人遊びから集団遊びへ変わっていきます。やがて子どもは自分の気持ち以外に、友達にも自分と違う気持ちがある事に気付き始めます。(例えば、おもちゃの取り合いになって、友達を泣かせて取ったとしても悔しくて泣いている友達を見ていると、後味がすっきりしない・・・)

     自分ひとりの都合だけでは物事は進まず、自分のわがままを我慢する事や、他の人の気持ちを受け入れる大切さも次第に学んでいきます。このような社会性の芽は、子どもの中の「自分」を大切にする「自立心」の芽生えでもあります。心の中に「自分は愛されている」という確かな基盤がなければ「自立心」は育ちません。その基盤が しっかりできる事、そこから他の友達の気持ちに共感したり、相手を受け入れたりするという思いやりの気持ちが 生まれてきます。

     「やる気」を育てるためには、まずいろいろな経験が出来るようにする事が大切です。お母さん、お父さんの仕事を一緒にやりたがる事もあります。なんでも子どもが興味を示したらそれが危険な事ではない限り、できるだけ子ども達にやらせてあげましょう。子どもにとっては、その達成感や、お母さん、お父さんの役に立ったという満足感が自信になり、一つ一つのことを根気よく続ける習慣も身につきます。

    これは体を動かす事についても同じ事が言えます。体力がしっかりついてくるので、長い距離も歩けるようになってきます。そういった子どもの頑張りを、心から「よく頑張ったね」と褒めてあげる事で、自分も「やればできる」と思えるもみじっ子に育っていきます。

     子どもにとって親は、自分の気持ちに応えてくれる人、いざという時に助けてくれる人という安心感が生まれ、その安心感を基盤に、自分から自信をもって、外の世界へ歩いて行けるようになっていくのです。

     学年、友達も新しくなり、わくわくどきどきのスタートだと思いますが、教職員一同保護者の方と心を一つにして頑張ります。

     


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