福岡幼児学園の理事長、尾上正史からのご挨拶です。
目まぐるしく変化する、さまざまな困難が押し寄せる社会にあって、
これからの子どもに求められるのは、
何ごとにも自ら立ち向かっていける“たくましさ”、
人を思い遣る“やさしさ”、
そして、人とスムーズにコミュニケーションを持つことができる、
“開かれたこころ”。
これらが、人として生きる『基本』ではないかと考えます。
わたしたち紅葉幼稚園は、幼児期からその人間としての
“根っこ”を大切に育む教育を重点に、
ひとりひとりのもみじっ子が、大地に大きな根を張り、
若葉から強い幹が繁るよう、
すくすくとおおらかに成長して行ってくれることを願っています。
そして20年後、30年後、
いま紅葉幼稚園に通っている子どもたちが成長し、
結婚して自分の子どもをもったとき、
少し誇らしげに「お母さんもここに通ったのよ」と
話しかけながら一緒に門をくぐってもらえるような
地域の中に根をおろす園を育み、
子どもたちの成長を共に見つめていくことができる存在でありたい。
私たちはいつもそう考えています。
福岡幼児学園 理事長尾上 正史