幼児期の環境や経験が人の一生を左右すると言っても、
決して過言ではありません。
「子どもだからこの程度でいい」ということでなく
「子どもだからこそ本物に触れさせたい」
という建学の精神を胸に、
ひとりひとりの子どもを
「小さなおとな」として尊重した愛あふれる
本物の幼児教育を目指し、
「どの子も育つ、育て方ひとつ」をスローガンに、
豊かな人間を育む教育を行なっております。
めざすべき人物像
私たちは「3つの柱」と「教育の5原則」を大切にして、
次のような人物を形成することを目指しています。
- たくましく健康な体と精神力をもつ人
- 未来を生き抜く英知をもつ人
- 人の痛みがわかる優しい心をもつ人
- 芸術と文化をこよなく愛し、豊かな感性をもつ人
- 21世紀に国際人として世界に貢献できる人
3つの柱
人生の土台作りである乳幼児期は、
この3つの柱のどれがかけても成り立ちません。
体・智・心がバランスよく調和し、
相互に高めあいながら、
たくさんの関わりのもと、
ひとりひとりの子どもの自己肯定感が
培われていくことを大切にしています。
- 未来を生き抜く智
- 言葉、文学、数量、図形、英語など楽しい教材を使った体験を通して学び、豊かな智を育てます。表現力や自立心のある人格形成も目指します。
- たくましく健康な体
- どんなにすばらしい能力も、身体が弱くては十分に発揮できません。健康は病気や困難に負けない強い精神力と、生命力あふれるいきいきと輝く身体を育むことでもあります。
- 愛に満ちたやさしい心
- 集団生活や行事を通して、人間関係や信頼関係を大切にすることにより育まれる思いやりの心。自分の心を素直にコントロールできる力を養うことも重要です。
教育の5原則
人間の本質的能力の形成は、
次の5つの条件から成り立っています。
おぎゃーと生まれて2~3年も経つと、
日本人なら日本語を、
アメリカ人なら英語を話すようになります。
なぜでしょうか?
高度な言語(日本語)の習得も、
5原則により培われた体験が
脳への刺激として送られるためです。
- 1より適切な時期
- かわいい赤ちゃんをだっこして『この子はまだ小さいから話しても言葉がわからない』といって、言葉かけをしないお母さんはいません。
- 2よりよい環境
- 日本では、周りに日本語が溢れていますし、外国にいれば、
日本の子どもでも外国語の環境におかれるということです。
- 3より高い指導者
- 言葉を教えるためには、正しく日本語、外国語を話す力を持つ人の指導が大切です。
- 4より楽しい指導法
- 幼児に言葉を教える場合に、文法や読解からは教えません。毎日の暮らしの中の身の回りのもの、かわいい花や鳥など、子どもの興味をうまく引き出しながら教えていきます。
- 5より多くの体験
- 子どもの生活に関わる興味のある楽しい内容を、毎日繰り返し繰り返し、休むことなく教えています。